平山夢明作品史上類を見ない、倫理の超越。魂への肉迫――。
読む者をぐらぐらさせ続けた連載『俺が公園でペリカンにした話』が、12年目にして書籍化。ヒッチハイクを続ける〈おれ〉が出逢う、剝き出しの混沌20篇。超重量級584頁の本書は、ナリも中身も紛うことなき武器である。
更に、何事にも囚われない〈ペリカン〉の身上を体現する「特別巨大版ボックス」は、2023年4月発売が決定した。通常版を非常識な寸法へ巨大化した『俺が公園でペリカンにした話 巨大版』のほか、数々の特典を同梱してお届けする。〈ペリカン〉の重みを、全身で体感していただきたい。
サイズ:A4版ハードカバー
頁数:584頁
重さ:約2030g
書籍内に平山夢明撮影写真を配した巨大版特別仕様
* 物語の内容は、『俺が公園でペリカンにした話』通常版と同様です。
サイズ:A4版ハードカバー
頁数:256頁
重さ:約1080g
現在は入手困難となっている『俺が公園でペリカンにした話』の原点的作品(2005年刊)を巨大版で復刊。
〈あらすじ ~初刊より〉
奇なるもの、鬱なるもの、内臓を直撃する話を書かせたら右に出るものはいない小説家にして、日本一陽気な怪談コレクター平山夢明。氏の恐るべき日常を綴った日記(ブログ)をまとめて大公開。これを読めば『「超」怖い話』や『東京伝説』のあの話が如何にして氏の元に転がり込み、紡がれていったかが手に取るように解るだろう。まさに日々是怪談、異常が日常の世界である。怪奇・狂気が引き寄せられるがごとく集まってくる戦慄の実態、百鬼夜行の都会をそぞろ歩く氏の抱腹絶倒、阿鼻叫喚のドキミオン(随筆)をあなたへ…!
内容が怖すぎる故に掲載中止となった「新作秘蔵怪談」一編を特別収録
「特別巨大版ボックス」あとがきを収録
サイズ:平山夢明サイズ(XLサイズ相当)
カラー:ブラック
オリジナルタグ仕様、シリアルナンバー入り
* シリアルナンバーはお選びいただけません。また、先着順ではございません。
日時:2023年5月3日(水・祝)19:00~22:00配信
ゲスト:京極夏彦氏、坂野公一氏
司会:杉江松恋氏
平山夢明 完全新作小説朗読
デザイナー坂野公一氏による「巨大版ボックス」解説
平山夢明が今後5年間で上梓する小説を宣言する会
打ち上げトーク
* オンラインイベントは生配信を行いました。
* 購入された方は、イベントアーカイブ動画がご覧いただけます。
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月1回、1年間配信予定
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限定生産
表題作に始まる、平山夢明の最新短編シリーズ集。
ヒッチハイクを続ける〈おれ〉が、行く先々で狂った世界に遭遇する物語である。
一挙20篇収録、2022年12月刊行。2023年4月には巨大化が控えている。
新シリーズ「あたいが公園でペリカンから聴いたお話」は、現在「小説宝石」で連載中。
平山夢明(ひらやま・ゆめあき)
1961 年、神奈川県生まれ。
1993年から、実話怪談「「超」怖い話」シリーズに参加し、執筆活動を開始。
2006年、「独白するユニバーサル横メルカトル」で日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞。
2010年、『ダイナー』で日本冒険小説協会賞と大藪春彦賞を受賞。近著に『デブを捨てに』『ヤギより上、猿より下』『あむんぜん』『八月のくず』など。