限定品もございますので詳細は和菓子の各店舗にお問合せください※これらのお菓子は、新型コロナによる緊急事態宣言を受けてスタートしたTwitter連載(2020年5月~)で紹介されたものです。Twitterでの応募により、全国の和菓子屋さんから送っていただいたお菓子は、なんと34種。クリックすると坂木司先生の実食コメントが読めます。

とこなつ
大伴家持の歌に因んでつけられた「とこなつ」という名のこのお菓子は、原料の風味をよく残し、口の中ですっと溶けた時に独特のおいしさが拡がります。

とこなつ、はココナツ?
いやいやこれは立山の頂の雪。
パウダースノーは和三盆、
中には備中白小豆の餡がころり。
一口サイズの可愛い餅菓子。
かっちり甘くて、でも上品で、お茶に良くあう。
和三盆の粉をこぼしながら、笑いあいたいな

越の家歌餅
富山県で育まれた良質なもち米を餅生地に、最上級の黒糖蜜と共に富山県産の希少な極小黒大豆の蜜漬けを閉じ込めた、風味豊かな餅菓子。

きな粉がまぶされた、ふにふにのお餅。
これ、絶対おいしいやつ!
しかも中には黒蜜と黒豆。
コクのあるコンビが、お餅を引き立てます。

小豆かぼちゃ※期間限定品
かぼちゃの栄養を吸収しやすいように願掛け(隠し味)も添えたかぼちゃと小豆のどらやき。※夏季の間はお休み。

食べてびっくり。
これはいとこ煮じゃないですか。
しかもどら焼きの皮に、ものすごく合う!
かぼちゃのしっとり、小豆の甘さ。
「モバイルいとこ煮」で、
どこでも冬至が祝えます。

山町筋
黒の粒餡を「御車山」の車輪に、また、白の粒餡を車軸に見立て、高岡の土蔵造りの街並みの山町筋の名前をつけた特製のきんつば。

黒餡と白餡、両方楽しめるお得なきんつば。
優しい甘さと、粒あんの豆感に癒されます。

月餅
日本人の嗜好にあわせ、くるみとごまを餡に練り込み独特の風味良いお菓子に仕上げました。

こっくりしみじみ、滋味がある。
くるみにゴマにラードにバター。
絶対おいしい組み合わせを、
上品にまとめあげた逸品。
よくある見た目だけど、
そうはないおいしさにびっくりしますよ。

田毎
小豆中餡に沖縄の極上の黒砂糖を使用しており、「田毎」は、満月のようにふっくらと焼き上げた焼菓子。

見た目は小ぶりの桃山。
でもぱくりと食べれば、濃い黒糖の風味。
こっくりしたこしあんは、ミルクティーや
カフェオレとベストマッチです!

乙女のひととき
宮島産蜂蜜にドライフルーツを漬け込み、白小豆と合わせた洋風などら焼き。和と洋がしっとりなじむ自然な美味しさ。

どら焼きなのにあっさり。
甘さはすっきり。
皮はしっとり。
イチジクのプチプチ感がいい感じ。
可愛い小皿に載せられているのも、
乙女っぽくて素敵です。
パッケージも素敵だけれど、
なんとこれが二段構え!
開けてびっくり。
ヒントは『謎解きはディナーのあとで』かな?

檸檬の花
宮島産のはちみつと広島産の檸檬でつくったコンフィチュールを優しい甘さの白餡のお饅頭で包みました。

白餡にレモンのコンフィチュールが効いている。
ねっちり、なのにしっとり。
甘味と酸味のナイスバランス。
ぱっと目の覚めるおいしさです。
ちなみに、こちらも二段構えのパッケージ。
何が出てくるかは、お楽しみ。

こはくのつみき
お砂糖と寒天を主原料にした錦玉を乾燥させて作った琥珀です。

気分が塞ぎがちなとき、これを開けるだけで癒される。ぼんやり積んで、光に透けるパステルカラーを眺める。つまんで口に入れる。しゃりり。欠けたところにもプリズムがある。光の乱反射。一つだけ味が違うのは、食べた人だけがわかる秘密。

あまいおはじき
日本伝統の飴「有平糖(ありへいとう)」で作ったおはじき。いわゆるキャンデーとは異なる優しい甘さ、さっくりとした食感をお楽しみください。遊び方の栞付き、18個入り。

なんて可愛い。ただただ愛しい。
透明はゆっくり溶けて、じんわり甘い。
白は軽く砕けて、さくさく甘い。
有平糖は、日本に初めて伝わった
硬いキャンディーのひとつ。
むかし遊びをしながら、歴史を想う。

おいしいおえかき
伝統色のクレヨンをイメージした、和三盆糖を用いたお干菓子。8種の色味と味わい。わさんぼん(プレーン)、ラムネ、みかん、ぶどう、ゆず、まっちゃ、さくら、こくとう、でおいしいおえかきをお楽しみください。

見た目は、固そう。
でも口に入れれば、ほくりと崩れる。
ほくほくとろり。とろんとろん。
砂糖菓子の中でも、最上級のやわらかさ。
「何色にする?」って誰かと食べるのが楽しい。
味が全部違うから、ケンカしないようにね。
仲直りは、また会おうの指切りげんまんで。

万華鏡のかけら
きらきらと移ろう万華鏡を琥珀糖で表現しました。 ピンクはラズベリー、青はミント、透明はプレーン、 3種のお色とお味。

きらきら輝く琥珀糖。ちゃんと覗ける万華鏡。
ラズベリーにミントにプレーン。どれから食べて、
どれを残す? じゃんけんしながら食べ進む。
最後の一つは必ず筒の中に残して、
空を見上げること。約束だよ。

文のたね
あられを芯にした金平糖のようなお干菓子を、インク瓶をイメージしたパッケージに入れました。お色は3色、ミルク、いちご、抹茶。

もうこの名前とパッケージで優勝!と思うでしょう。
でもなんとこれ、見かけと味が違います。
金平糖に見えるけど、もっと軽くて食べやすい。
それは中心にあられが入っているから。
かりっ、しゃくっ、歯ごたえが楽しい。
硬すぎないから、かりかり食べられる。
私はあんみつにトッピングするのが、
お気に入りです!

新潟雪だるま
新潟の風物詩、雪だるまをモチーフにした淡雪というお干菓子。 ホワイトチョコレートと国産レモン風味の、さっくり堅めのマカロンのような食感。

パッケージのマフラーが愛らしすぎる!開けてみると、中には整列した雪だるまが様々な表情を浮かべていてなごんでしまう。純白の欠片を口に運ぶとほんの少しミルキーでカカオ感のあるレモン味。サクッと砕けて、しゅわっと甘酸っぱい。後に残るのはレモンピールのかすかな苦味。二枚入りなのも憎いね。

関の戸
東海道の宿場町「関宿」で370余年続く深川屋の代表菓子。 こし餡を求肥で包み阿波の和三盆糖をまぶしたお餅菓子。

ふにっと柔らかくて、こし餡がさらさら。
一口大の求肥餅。
餅の部分はとても薄くて、デリケート。
尖ってないけど、絶対誰にでも好かれる。
シンプルなおいしさが安心の手土産です。

お茶の香 関の戸
「関の戸の味 変えるべからず」という代々の掟を破り370年ぶりの新商品として発売された関の戸。伊勢茶の葉を石臼で丁寧に挽き 関の戸にまぶしたお茶の香りと渋味の効いたお餅菓子。

「まぶされた和三盆がほろほろだから、
湿気を吸わないうちに食べてね。
あ、なんなら今ここで一緒に食べちゃおうか?
大丈夫! もう一箱、抹茶のおいしい方もあるから」
