豊後国日出藩に生を享け、厳しい剣の修行に明け暮れ生きる猪俣小次郎、十八歳。道場破りがもたらした思いがけない死をきっかけに、愛刀一文字助真を携え孤独な剣術修行の旅に出た。道中で出会った姉を捜す少女・薫子と小次郎はともに江戸吉原に辿り着くが――。若者たちが己の力で試練を乗り越え、未来を切り開こうとする。その先に見出されるふたりの「夢」の形とは。
著者:佐伯泰英
発売:光文社
発売日:2026年1月9日(金)
※一部地域では発売日が異なります
定価:946円(税込み)
ISBN:978-4-334-10877-9
判型:文庫判ソフト




豊後国日出藩に生を受ける。十八歳で剣術修行の旅に出て、六年の間厳しい旅暮らしを送る。強き相手を求め、ついに江戸入りを決意する。
小次郎の叔父。小次郎の剣術の師匠にして最大の理解者。小次郎に生きる指針となる言葉を与える。
小次郎が甲州道中で出会う少女。みすぼらしい格好だが、武家の息女らしい。やくざ者に追われている。小次郎とともに江戸にやってくる。
江戸日本橋にある銀杏長屋、別名「金銀長屋」の大家。小次郎を用心棒として長屋に住まわせる。
江戸の矢野道場で小次郎と出会う。得体のしれぬ謎の人物。小次郎にある殺人事件の調査を依頼する。

