「吉原裏同心」シリーズ決定版ご愛読感謝!
2023年9月刊行『祇園会(35)』まで、決定版をお読みくださりありがとうございました。
『祇園会(35)』の続きは、39巻まで刊行されており、入手可能です。
そして最新刊となる書下ろしの第40巻は、2023年10月に刊行予定です。
2024年1月、佐伯泰英先生の文庫書下ろし時代小説が刊行点数300冊を迎えます。1999年1月刊行の『密命』刊行から25年、「文庫書下ろし時代小説」という一大ジャンルを作り上げた唯一無二の作家の、大きな到達点となります。
現在、佐伯先生の文庫を刊行しております光文社と文藝春秋では、それを記念し、2023年5月刊行の『空也十番勝負10 奔れ、空也』からカウントダウンプロジェクトとして、来年1月に向けてさまざまなことを展開していく予定です。
新刊に挟み込みのリーフレット「佐伯通信」では、刊行予定の下に通巻となる数字も入れてあります。5月の『奔れ、空也』が293冊目、6月の「柳橋の桜」のシリーズ第1巻目『柳橋の桜』が294冊目(以上、文春文庫)、同じく6月の読み切り作品『竈稲荷の猫』(光文社文庫)が295冊目となり、来年1月の300冊に向けてのカウントダウンが始まります!
このプロジェクトの内容の詳細は、今後の佐伯通信、さらには書店店頭などで随時お知らせしてまいります。記念すべき瞬間へ向けて、より一層のご愛読をどうぞよろしくお願いいたします。
光文社文庫編集部